ドローダウンとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「この手法、バックテストでは稼げているのになぜリアルで使えないのか」——その答えの多くはドローダウンにある。
数字で見ると大したことないように見えても、実際に経験すると精神的にきつい。
意味・読み方
読み方: ドローダウン(Drawdown / DD)
簡単に言うと:
口座資産が最高値から下落した幅のこと。手法やEAのリスクを評価する重要な指標。
もう少し詳しく:
100万円だった資産が70万円まで下落した場合、ドローダウンは30万円(または30%)だ。
特に「最大ドローダウン(MDD)」は過去最大の下落幅を示し、その手法が最悪期にどれだけ耐えられるかを示す指標として重視される。
ドローダウンが大きすぎると、手法の論理的な正しさとは別に、精神的に損切りを繰り返す苦しさでトレードを継続できなくなることがある。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| DD | 略称。バックテストの結果表示でよく使われる |
| 最大ドローダウン(MDD) | 過去最大の下落幅。手法評価の重要指標 |
混同注意:
– 含み損 → 現在保有中のポジションのマイナス。
ドローダウンは口座全体の資産推移で見る
どんな場面で出てくる?
バックテストの結果を見るとき、プロフィットファクターや勝率と並んでドローダウンは必ずチェックする指標だ。
「総利益は高いがドローダウンも大きい」手法は、精神的に耐えられなくて途中でやめてしまうリスクがある。
2. 資金管理の設計
「最大ドローダウンが30%の手法を使う場合、300万円の口座で使えば最悪90万円まで下落する可能性がある」という計算が資金管理に使われる。
3. コツコツドカンの分析
コツコツドカンパターンのトレーダーは、普段のドローダウンは小さいが、一度の損失でドローダウンが急拡大するという特徴的なグラフになる。
よくある誤解・勘違い
「ドローダウンは小さいほどいい」は必ずしも正しくない
ドローダウンを極端に小さくしようとすると、利益も小さくなることが多い。
重要なのはドローダウンの絶対値ではなく「リターンに対する割合」だ。
ドローダウンで経験したこと
バックテストでは20%のドローダウンが許容範囲だと思っていた。
実際に食らうと、思った以上につらかった。
数字で見ていたときと、実際に口座残高が減っていくのを見るのは全く別の感覚だった。
ドローダウン中にロットを増やして「早く取り返そう」とした。
さらに悪化した。
ドローダウンが続くと「手法が壊れた」と疑い始めてやめてしまった。
後から見ると、ただの通常のドローダウン期間だった。
関連用語
- 最大ドローダウン(MDD) — 過去最大のドローダウン。手法評価の必須指標
- プロフィットファクター — ドローダウンとセットで手法評価に使う指標
- バックテスト — ドローダウンを事前に把握するための過去検証
- 資金管理 — ドローダウンを許容範囲内に収めるための設計
- コツコツドカン — ドローダウンの大小が非対称になるトレードパターン


