ストラクチャーブレイクとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「ここを超えたらトレンドが変わった」という判断。
それを構造的に定義したのがストラクチャーブレイク(BOS)だ。
感覚ではなく、チャートの「骨格」で読む考え方だ。
意味・読み方
読み方:ストラクチャーブレイク
簡単に言うと:相場の構造(高値・安値の切り上がり・切り下がりのリズム)が崩れた瞬間のこと
もう少し詳しく:market-structure(マーケットストラクチャー)の文脈で使われる概念。上昇トレンド中は「高値切り上がり・安値切り上がり(HH-HL)」という構造が続くが、それまでの安値を割り込む動きが起きたとき、構造が破られた(Break of Structure)と判断する。
BOS(ボス)と略されることが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| BOS | Break of Structureの略。最もよく使われる呼び方 |
| 構造転換 | 日本語での説明的な呼び方 |
| 構造ブレイク | 同義の短縮表現 |
| breakout(ブレイクアウト) | 似た概念だが、BOSはマーケットストラクチャーの崩れに特化している |
BOSが発生するメカニズム
上昇トレンドの構造は「高値が前回高値を超え(HH)、安値が前回安値より高い(HL)」という繰り返しで成立している。
BOSはこの「HL(高い安値)の水準を価格が下回ったとき」に発生する。
これは「押しが深すぎた」ことを意味し、上昇の構造が壊れたことになる。
下降トレンドでの逆BOSは、「LL(低い高値)の水準を価格が上回ったとき」に発生する。
BOSとCHoCHの違い
BOSと混同されやすいのがchoch(CHoCH)だ。
| 概念 | 発生条件 | 意味 |
|---|---|---|
| BOS | 既存トレンドの継続中に構造が崩れる | トレンド転換の初動サイン |
| CHoCH | BOSが確認された後のさらなる構造変化 | トレンド転換の確認・強化 |
厳密にはBOSが「最初の崩れ」で、CHoCHが「新しい構造の確立」というステップで捉えるスクール・流派が多い。
よくある誤解・勘違い
「BOSが出たら即エントリー」という使い方をして何度か失敗した。
BOSはトレンド転換の「可能性」を示すシグナルであって、それだけでエントリーする根拠にはなりにくい。
BOSの後に価格が少し戻ってきて(BOS水準でのサポレジ転換確認)、そこからエントリーするという使い方の方が精度が高かった。
「構造が変わった」という情報と「エントリーのタイミング」は別の話だ。
関連用語
- market-structure(マーケットストラクチャー):BOSが発生する相場構造の概念全体
- breakout(ブレイクアウト):BOSと関連するブレイクアウトの概念


