下落が長く続いた後、なんだか妙に値動きが小さくなって、 と同じ価格帯で止まっている時期。
見たことありますか?
意味・読み方
読み方:ちくせきふぇーず
簡単に言うと:大きな下落の後に、価格が一定の範囲で落ち着き、次の上昇に向けて力をためているように見える期間のこと。
もう少し詳しく:相場には「上昇」「下降」だけでなく、その間に挟まる「準備期間」のような時期があります。
蓄積フェーズは、長い下落の後に現れることが多く、価格が大きく動かず、一定の範囲内で売買が繰り返される状態です。
この間に、それまで売っていた側から買っている側へ、ポジションがゆっくり入れ替わっていくと考えられています。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| アキュムレーション | 英語表記の音訳。海外の分析手法でよく使われる呼び方 |
なぜ「蓄積」と呼ばれるのか
この期間が「蓄積」と呼ばれる理由は、見た目の値動きだけでは分かりにくい「ポジションの入れ替わり」が背景にあるという考え方からきています。
下落の最終局面で投げ売りが一巡し、そこから新たに買いたい側が、目立たないようにじっくりと買いを集めていく期間、というイメージです。
ラウンドボトムやダブルボトムのような分かりやすい形にならず、ただの「ヨコヨコ」に見えることも多いのが特徴です。
この期間が長く続くほど、その後にレンジを抜けたときの動きが大きくなりやすい、という見方をする人もいます。
実践でどう見るか
蓄積フェーズかどうかをリアルタイムで判断するのは簡単ではありません。
「下落が止まって、しばらく同じ価格帯で動いている」という状態を見て、「これは蓄積フェーズかもしれない」と仮説を立てつつ、実際にレンジの上限を上に抜けるかどうかを確認してから動く、というのが現実的なアプローチです。
範囲の下限近くで早めに買いを試みると、まだ蓄積フェーズの最中に下に抜けてしまうこともあるため、上限を明確に超えてからエントリーを検討する人も多いです。


