CMFとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
OBVやMFIと同じ出来高ベースのインジケーターだが、CMFは「価格帯のどのあたりで取引されたか」まで組み込んでいる。
「お金がどこに向かって流れているか」を精密に測ろうとした設計思想が読み取れるインジだ。
意味・読み方
読み方:シーエムエフ
簡単に言うと:出来高と価格の位置を組み合わせて、資金が買い方向に流れているか売り方向に流れているかを示すインジケーター。
もう少し詳しく:CMF(Chaikin Money Flow)は、マーク・チャイキンが開発した出来高ベースのオシレーター系インジケーター。
価格が高値・安値の範囲内のどの位置で引けたかを「Money Flow Multiplier(MFM)」として計算し、出来高と掛け合わせることで資金の流入・流出方向を数値化する。
−1〜+1の範囲で表示され、プラスならaccumulation(買い集め)、マイナスなら売り抜けの圧力が強いと解釈する。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Chaikin Money Flow | 正式名称 |
| チャイキン・マネーフロー | カタカナ表記 |
| CMF指標 | 一般的な呼び方 |
CMFの計算式と設計思想
| ステップ | 計算式 |
|---|---|
| Money Flow Multiplier(MFM) | [(終値 − 安値) − (高値 − 終値)] ÷ (高値 − 安値) |
| Money Flow Volume(MFV) | MFM × 出来高 |
| CMF(N期間) | N期間のMFV合計 ÷ N期間の出来高合計 |
MFMの設計が面白い。
高値と安値の範囲の中で「終値がどの位置にあるか」を計算している。
高値圏で引ければMFMはプラスに近づき、安値圏で引ければマイナスに近づく。
これは「その日の終値の位置が、買い手と売り手のどちらが支配したかを反映している」という考え方に基づいている。
単なる出来高のプラス・マイナスだけを積み上げるOBVと違い、CMFは「どこで取引が成立したか」という価格の文脈を組み込んでいる点が特徴だ。
これにより「出来高は多いが安値圏で引けた日」を弱い日として評価できる。
よくある誤解・勘違い
「CMFがプラスなら買い」とシンプルに使いすぎて、何度も振り回された。
0ラインを超えたらロング、割ったらショート、という単純なシグナルとして使っていた。
しかしCMFは方向感の確認ツールとして使うべきで、それだけでエントリーを決めるには情報が不十分だった。
価格のトレンドとCMFの方向が一致しているか(コンファメーション)、あるいはダイバージェンスが出ているかを確認する使い方が精度が高かった。
関連用語
- ボリューム
- アキュミュレーション


