始値とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
ローソク足は4つの値段でできている。
その「始まり」が始値だ。
地味に見えて、始値の位置がローソク足の意味を決める重要な起点になる。
意味・読み方
読み方:はじめね
簡単に言うと:その時間足が始まった瞬間の価格。
もう少し詳しく:ローソク足が形成される期間の最初の約定価格のこと。
1時間足なら毎時0分ちょうどの価格、日足なら1日の取引開始時の価格が始値になる。
ローソク足の「実体(ボディ)」の起点となり、終値との位置関係で陽線・陰線が決まる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Open | 英語表記。MT4/MT5のデータ表示でも使われる |
| オープン | Openのカタカナ読み |
| 寄り値 | 株式用語が転用されることも。同じ意味 |
| O | OHLCのO。チャートデータの先頭に来る値 |
4本値とローソク足の構造
ローソク足は始値・高値・安値・終値の4本値で構成される。
| 名称 | 英語 | 意味 |
|---|---|---|
| 始値 | Open(O) | その足の開始価格 |
| 高値 | High(H) | その足の最高価格 |
| 安値 | Low(L) | その足の最低価格 |
| 終値 | Close(C) | その足の終了価格 |
始値と終値の関係でローソク足の色と形が決まる。
- 終値 > 始値 → 陽線(価格が上がった)
- 終値 < 始値 → 陰線(価格が下がった)
始値が「基準」になる場面
始値は単体で語られるより、他の値との関係で意味を持つことが多い。
前の足の終値と今の足の始値
通常、前の足の終値と次の足の始値は同じ価格になる。
ただし週明けや重要指標発表後など、前の終値と次の始値がズレることがある——これを「ギャップ(窓)」と呼ぶ。
始値を基準にしたエントリー戦略
日足の始値を基準に「始値より上なら強い・下なら弱い」と判断する手法もある。
特に日足・週足の始値は節目として機能することがある。
よくある誤解・勘違い
「始値なんて見てなかった」——正直、最初は高値・安値しか見ていなかった。
ピンバーを見つけて「ヒゲが長い=反転サイン」とだけ覚えていたが、実はヒゲの意味はどこから伸びたか(始値の位置)で全然変わる。
始値が上にあって下ヒゲが出たのか、始値が下にあって下ヒゲが出たのかで解釈が異なる。
4本値をセットで見る習慣がつくまで、ローソク足の読み方が本当の意味でわかっていなかったと思う。


