ロバスト性とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
バックテストでものすごい成績が出た手法を見つけたとき、嬉しくなって即実践に移したくなりますよね。
でも、そこで一度立ち止まって考えたいのが「この手法、ロバスト性はあるのかな?」という視点です。
意味・読み方
読み方:ろばすとせい
簡単に言うと:ある手法やルールが、条件が少し変わっても安定して機能し続ける強さのことです。
もう少し詳しく:ロバスト性が高い手法とは、特定の通貨ペアや特定の期間、特定のパラメータの値だけでうまくいくのではなく、多少条件を変えても、似たような結果が出続けるような手法のことを指します。
逆にロバスト性が低い手法は、ごく限られた条件でだけ偶然うまくいっているだけ、という可能性があります。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 堅牢性 | そのままの日本語訳 |
| 汎用性 | 様々な状況に当てはまるかどうかという側面を表す言葉 |
なぜロバスト性が重要なのか
バックテストでは、過去のデータに対してパラメータを細かく調整していくことで、簡単に「過去のデータでは完璧な成績」という結果を作ることができます。
でも、これは「その過去のデータの細かいクセに、パラメータがピッタリ合ってしまっただけ」というケースが少なくありません。
これをカーブフィッティング(過剰最適化)と呼びます。
ロバスト性が低い手法は、まさにこの状態に陥っていることが多く、未来の(まだ起きていない)相場では、過去のような成績は再現されにくくなります。
一方、ロバスト性が高い手法は、多少パラメータや期間が変わっても、ある程度似たような傾向の結果が出るため、「過去のクセ」ではなく「市場の本質的な特徴」を捉えている可能性が高い、と考えられます。
ロバスト性を確認する方法
ロバスト性を確認する代表的な方法のひとつが、パラメータを少しずつ変えてバックテストを繰り返すことです。
たとえば、あるインジケーターの期間設定を「14」にしたときだけ良い成績が出て、「13」や「15」にすると急に成績が悪化するような手法は、ロバスト性が低い可能性があります。
逆に、「12〜16」くらいの範囲でも、大きく成績が崩れずに似たような傾向が続くなら、ロバスト性が高いと言えそうです。
また、検証に使った期間とは別の期間(アウトオブサンプル)でもテストしてみることも、ロバスト性を確認する上で重要な手段です。
関連用語
- 最適化
- バックテスト
- カーブフィッティング


