部分決済とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「半分だけ利確して、残りをもっと伸ばす」——これが部分決済だ。
全決済か全保有かの二択しか知らないうちは、相場に対して不必要に白黒をつけすぎていた。
意味・読み方
読み方:ぶぶんけっさい(一部決済・パーシャルクローズとも)
簡単に言うと: 持っているポジションの一部だけを決済して、残りはそのまま保有し続けること。
もう少し詳しく: 例えば3ロット持っているポジションのうち、1ロットだけを利益確定する。
残り2ロットは引き続き保有して、さらなる値動きを狙う。
リスクを減らしながら利益を伸ばすことができる、資金管理の中級テクニックだ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 一部決済 | 日本語での一般的な呼び方 |
| パーシャルクローズ | 英語のPartial Closeから。MT4/MT5ではこの操作名 |
| 分割利確 | 「利益確定を分けてやる」ニュアンスで使う |
| スケールアウト | ポジションを段階的に減らしていく意味でよく使う |
どんな場面で使うか
①目標値付近で半分利確、残りをホールド
価格が第一目標に到達したら半分を利確。
損益分岐点(建値)付近にストップを動かして、残り半分はリスクゼロに近い状態で保有を続ける。
②レジスタンスが近いが、抜けるかもしれない場面
「ここで止まる可能性が高いが、抜ければもっと伸びる」——という迷いのある場面で、一部だけ利確して「もしものリスク」を減らしつつポジションを残す。
③長期保有中の利益確定
週足・月足レベルで保有している場合、途中の節目で少しずつ利益を確保しながら、コアポジションを長期保有し続ける。
やり方(MT4/MT5の場合)
- 保有中のポジションを右クリック(またはターミナルで選択)
- 「決済」を選択
- 数量(ロット数)を変更して希望の量だけ入力
- 決済を実行
全ロット数より少ない数値を入力することで、部分決済が可能になる。
よくある誤解・勘違い
部分決済を覚えてから、逆に「毎回分割しないといけない」と思い込んでしまった時期があった。
相場が一方向に強く動いているとき、全部持ち続ける方が結果的に利益が大きいケースも多い。
部分決済は「迷いがあるとき」の手段であって、いつでも使うべき手法ではない。
「利益を確定したい欲求」と「もっと伸ばしたい欲求」の両方を中途半端に満たす道具として乱用すると、結果的にどちらも中途半端になる。
使いどころを決めてからルール化する方がいい。
関連用語
- 利確(rikaku)
- TP(tp)


