フィキシングとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
1日の中で、特定の時間帯に為替市場が動きやすいことがある。
フィキシングがその理由のひとつだ。
意味・読み方
読み方:フィキシング
簡単に言うと:機関投資家や企業が決済に使う「基準為替レート」を特定の時刻に確定させる仕組みのこと。
もう少し詳しく:フィキシング(Fixing)とは、各国の金融市場が特定の時刻に公示する基準為替レートのこと。
世界で最も影響が大きいのはロンドン時間の16時(日本時間の24時または25時)に行われる「ロンドンフィックス(WMロイターフィキシング)」だ。
機関投資家・投資信託・ETFなどの運用会社が、この基準レートを使って外貨換算・決済を行う。
これに向けた実需の集中が価格変動を生む。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| ロンドンフィックス | 最も影響力の大きいフィキシング |
| WMロイターフィキシング | ロンドンフィックスの正式名称 |
| 仲値(なかね) | 日本の銀行が毎朝10時に設定する類似の基準レート |
| 基準値設定 | 意味を説明した言い方 |
ロンドンフィックスが市場を動かす仕組み
ロンドン時間の16時(ロンフィク)に向けて、機関投資家が外貨換算のためにドルを大量に売買する。
| フィックスの方向 | 市場への影響 |
|---|---|
| ドル買い需要が大きい | フィックス前にドル高が起きやすい |
| ドル売り需要が大きい | フィックス前にドル安が起きやすい |
フィックス前の数分間〜十数分間は流れが出やすく、トレーダーに注目される時間帯だ。
ただし意図的な相場操縦(2014年の大手銀行スキャンダル)への規制強化後、以前ほど単純には機能しなくなっているという見方もある。
主なフィキシングの種類と時刻
| フィキシング | 時刻(日本時間) | 主な用途 |
|---|---|---|
| ロンドンフィックス | 24:00(冬)/ 25:00(夏) | 機関投資家の外貨換算 |
| 日本の仲値 | 10:00 | 企業の外貨決済 |
| ECBフィキシング | 20:15(冬)/ 21:15(夏) | ユーロ関連の基準レート |
関連用語
- ロンドンフィックス(lonfik)
- 仲値(naka-ne)
- 実需(jitsuju)


