ボリバンウォークとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「ボリンジャーバンドの外側に出たら売り(買い)」——これが教科書的な使い方として広まっている。
でも相場がそのセオリーを完全に無視して、バンドの外側をずっと歩き続けることがある。
それがボリバンウォーク。
意味・読み方
読み方:ボリバンウォーク
簡単に言うと:価格がボリンジャーバンドの±2σラインに沿って、そのまま同方向に動き続ける状態のこと。
もう少し詳しく:強いトレンドが発生しているとき、価格は+2σ(上昇)または−2σ(下落)ラインをはみ出しながら、バンドに沿って進み続けることがある。
これをボリバンウォーク(バンドウォーク)と呼ぶ。
「2σを超えたら逆張り」という使い方をすると、このウォーク中に何度も逆張りを食らう。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| バンドウォーク | 同じ意味。略した言い方 |
| BBに沿ったトレンド | 説明的な表現 |
| スクイーズ→ウォーク | 収縮から拡散・ウォークへの流れとして語られることが多い |
なぜボリバンウォークが起きるのか
ボリンジャーバンドの標準偏差は「過去N期間の価格のばらつき」を測っている。
強いトレンドが出ているとき、価格が一方向に動き続けると、そのトレンド自体が標準偏差の計算に組み込まれていく。
つまりバンド自体も広がりながら同方向に追いかけていく。
これがウォークの本質。
価格がバンドの外に出続けているのではなく、「バンドが広がりながら価格についていく」という状態でもある。
スクイーズ(バンドの収縮)の後にウォークが始まることが多い。
スクイーズはエネルギーが溜まっている状態で、その後の爆発的な動きがウォークにつながる。
ウォーク中の立ち回り
逆張りは危険
「2σを超えたから売り」というロジックでウォーク中に逆張りすると、何度も損切りになる。
バンド幅が広がっている(トレンドが強い)ときは、逆張りのシグナルとして使わない。
順張りで乗る
ウォークを認識したら、押し目(+1σ付近への一時的な戻り)を待ってから順張りで乗る方が機能しやすい。
終わりのサイン
価格が+1σを下回り始め、バンド幅が縮小し始めたら、ウォークが終わりつつあるサイン。
よくある誤解・勘違い
ボリバンウォークを知らなかった頃、「2σを超えたら必ず戻る」と信じていた。
ドル円が上昇トレンドの中で+2σを超えたのを見て売りを入れた。
そのまま+2σに沿ってどんどん上昇していき、損切りラインに刺さった。
後から見れば完全なウォークの最中だった。
ボリンジャーバンドは「価格がバンド内に収まる確率が高い」というのは統計的に正しい。
でもその前提は「ランダムウォーク(トレンドのない状態)」に近い相場。
強いトレンドが出ているとき、その前提が崩れてウォークが始まる。
関連用語
- ボリンジャーバンド
- トレンド


