手仕舞いとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「手仕舞いした」ってトレーダーが言うとき、ちょっとした”決意”みたいなニュアンスが含まれてる気がする。
ただ決済するのとは微妙に違う空気感。
意味・読み方
読み方: てじまい
簡単に言うと:
持っているポジションをすべて閉じること。
相場から一旦引くこと。
もう少し詳しく:
手仕舞いとは、保有しているポジションを決済してフラット(ノーポジ)の状態にすること。
1トレードの決済を指す場合もあるが、「全部手仕舞い」「手仕舞いした」という使い方では、複数のポジションをまとめて閉じるニュアンスが強い。
「エグジット」が技術的・戦略的な語感を持つのに対し、手仕舞いは「その日の取引を終える」「節目で一度引く」という意志の言葉として使われることが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 全ポジション解消 | そのままの意味。より説明的な表現 |
| エグジット | 英語系。より技術的・戦略的なニュアンス |
| 全決済 | 保有ポジションをすべて決済すること |
| 撤退 | カジュアルな言い方。含み損があるときに使われやすい |
こんな場面で使う
「今日は調子が悪いから一旦手仕舞いして頭冷やす」
→ 連続で負けた日に全部閉じて休む
「週末前だから手仕舞いしとく」
→ 週末のリスク(窓開け等)を避けてフラットに
「指標発表前に手仕舞いした」
→ 不確実性の高いイベント前にリスクをゼロにする
「ポジション整理して手仕舞い完了」
→ 複数通貨ペアで持っていたものをすべてクローズ
「決済」との温度差
「決済」はどちらかというと機能的・事務的な言葉。
損切りも利確も決済。
「手仕舞い」はそれを自分の意志で選んだというニュアンスが乗る。
相場が荒れた日の終わりに「今日は手仕舞い」と言うのと「今日は全部決済した」と言うのは、同じ行動でも含まれる意志の温度が違う気がする。
スラングって、行動だけじゃなくてその人の状態まで伝えることがある。
よくある誤解・勘違い
「手仕舞いは負けたときに使う言葉」
そんなことはない。
利益が乗ってても「週末前だから手仕舞い」「目標達成したから手仕舞い」という使い方は普通にある。
ただ確かに、損失が続いたあとや、相場から一旦距離を置くときに使われることが多い印象はある。
自分の場合、「手仕舞いできずにズルズル持ち続けた」ことで大きく損した経験がある。
「一旦フラットに戻る」という判断を軽く見ていた。
手仕舞いは「やめる」のではなく「リセットして仕切り直す」という意味だと思ってから、使いどころが変わった。
関連用語
- エグジット ― ポジションを閉じる行動全般を指す言葉
- 全決済 ― 保有ポジション全部を決済する操作


