上値抵抗とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「あそこは上値抵抗が強い」——チャートで上昇が止まる場所があるとき、こう言う。
買いの勢いに対して売り方が出てくる圧力があり、価格が上に行けなくなる状態だ。
見えにくいが、チャートには必ずこの圧力の痕跡が残っている。
意味・読み方
読み方:うわねていこう
簡単に言うと:価格が上昇しようとするときに、特定の高値付近で売り手が増えて上値が重くなる状態のこと。
もう少し詳しく:上値抵抗とは、価格が上昇する際に一定の価格帯で売り注文(売り圧力)が集中し、価格の上昇が止まったり跳ね返されたりする状態を指す。
resistance-line(レジスタンスライン)と密接に関連し、過去に何度も跳ね返された高値は「その価格帯では売り手が多い」という市場の記憶として機能する。
shooting-star(流れ星)などの上影系のローソク足が上値抵抗のサインとして出ることが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 高値での売り圧力 | 意味をそのまま表した表現 |
| レジスタンス | 上値抵抗が機能している価格帯を指す |
| 天井 | 相場全体の上値抵抗を指す |
| 上値が重い | 状態を口語的に表した言い方 |
上値抵抗が発生する理由
上値抵抗が生まれる背景には、大きく3つの心理がある。
① 高値で掴んでしまったトレーダー: 以前の高値近辺で買って含み損を抱えていたトレーダーが、価格が戻ってきたときに「損切りできる」として売る。
② 短期利確の売り: 上昇局面で利益が乗ったトレーダーが、節目の価格付近で利確売りを出す。
③ 逆張りの売り: 「この価格は高すぎる」という判断で新規の売りが入る。
これら3つが重なる価格帯が「抵抗が強い場所」になる。
よくある誤解・勘違い
「レジスタンスを突き抜けたから、そこからは抵抗がない」と思い込んでいた。
前回の高値(上値抵抗)をブレイクアウトした。
「ここからは上に行き放題」と思ってロングを追加。
しかし直後にリテストと呼ばれる戻し(元の抵抗線を上から確認する動き)があり、思ったより戻ってきた。
ブレイクアウトしてもすぐ一方的に動くわけではなく、一度前の抵抗を「サポートとして確認する動き」が入ることが多い。
この「リテスト」の発生を事前に意識できていなかった。
関連用語
- レジスタンスライン
- 流れ星


