P&Fチャートとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
XとOが縦に並んだ、一見なんだかわからないチャートを見たことある? あれがP&Fチャートだ。
時間軸がなく、値動きの方向だけを記録する独特の形式で、慣れると面白いくらい「本当に動いている方向」だけが見える。
意味・読み方
読み方:ピーアンドエフチャート(Point & Figureチャート)
簡単に言うと: 時間を無視して、価格が一定幅以上動いたときだけ記録するチャートの形式。
もう少し詳しく: Point & Figure(P&F)チャートは、価格の上昇をX、下降をOで記録する。
重要なのは「いつ動いたか」ではなく「どれだけ動いたか」だ。
設定した価格幅(ボックスサイズ)以上の動きがあったときだけ記録されるため、小さなノイズが除去されてトレンドの方向性が読みやすくなる。
歴史は古く、20世紀初頭から使われている手法だ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Point & Figure | 正式名称 |
| P&F | 略称。チャートツールでもこの表記が多い |
| XOチャート | XとOで構成されることからの呼び方 |
チャートの読み方
X列: 価格が上昇しているときに積み上がる。
上昇トレンドを示す。
O列: 価格が下降しているときに積み上がる(下方向に伸びる)。
下降トレンドを示す。
転換: 価格が逆方向に「転換ボックス数」分動いたとき、隣の列に移って記録を続ける。
転換幅は3ボックスが標準設定。
普通のチャートとの違い
ローソク足チャートは時間軸が横軸にある。
1時間足なら1時間ごとに必ずローソクが作られる——動きがなくてもだ。
P&Fチャートは動きがなければ何も記録されない。
価格が膠着している時間帯は完全に無視される。
これがノイズフィルタリングとして機能し、トレンドの転換ポイントや重要なサポート・レジスタンスが視覚的に浮かび上がる。
よくある誤解・勘違い
「時間がわからないチャートなんて使いにくい」——最初はそう思った。
確かに「何時にこの動きが起きたか」はわからない。
でも考え直すと、スキャルピングじゃなければ「いつ動いたか」よりも「どこで動いたか」の方が大事な局面も多い。
P&Fは「勢いが続いているのか転換したのか」を見るのに向いている。
ローソク足と組み合わせる使い方が現実的だ。
単体で完結させようとすると情報が足りない。
関連用語
- レンコチャート(renko)
- ティックチャート(tick-chart)


