黄金比とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
フィボナッチリトレースメントを使っていると、「61.8%」という、なんとも中途半端な数字によく出会う。
この数字の正体が「黄金比」だ。
自然界やアートの世界でも語られる、ちょっと不思議な数字の話。
意味・読み方
読み方:おうごんひ(フィボナッチ比率)
簡単に言うと:昔から「美しい・バランスが良い」とされてきた、特別な比率(約1:1.618)のこと。
もう少し詳しく:黄金比とは、約1:1.618(または0.618)という比率のことで、古代から建築物や美術品など、様々な場面で「バランスの良い、美しい比率」として用いられてきたとされる数値。
フィボナッチ数列(前の2つの数字を足すと次の数字になる数列)の中で、隣り合う数字同士の比率が、この黄金比に近づいていくという性質があり、テクニカル分析の「フィボナッチリトレースメント」などで、価格の節目を計算する際の基準として使われている。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| フィボナッチ比率 | テクニカル分析の文脈で使われる呼び方 |
| 1.618 | 数値そのものを指す表現 |
| 0.618 | 黄金比の逆数として、リトレースメントで使われる数値 |
計算式・パラメータ
| 数値 | 由来 |
|---|---|
| 0.618(61.8%) | 黄金比(1.618)の逆数 |
| 0.382(38.2%) | 1 – 0.618 |
| 0.5(50%) | 黄金比とは直接関係しないが、慣習的に使われる |
フィボナッチリトレースメントで、なぜ「61.8%」や「38.2%」といった数字が使われるのか、という点について語られる説明の一つは、「自然界やマーケットの動きには、フィボナッチ数列に基づく比率が、繰り返し現れる傾向があるのではないか」という考え方だ。
これは、貝殻の渦巻きの形や、植物の葉の並び方など、自然界の様々な構造に黄金比が見られる、という話と関連付けて語られることが多い。
ただ、この「相場にも黄金比が現れる」という考え方自体は、科学的に厳密に証明されたものではなく、あくまで一つの「経験則」や「観察に基づく仮説」として扱われている。
むしろ重要なのは、「多くのトレーダーが、61.8%や38.2%といった水準を意識して見ている」という事実そのものだ。
多くの市場参加者が同じ水準に注目していれば、その水準で実際に値動きが反応しやすくなる、という「自己実現的な」側面が、黄金比がテクニカル分析で使われる大きな理由の一つになっていると考えられる。
関連用語
- フィボナッチリトレースメント


