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FXトレードの振り返り方法とポイントを初心者向けに解説

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FXトレードの振り返り方法とポイントを初心者向けに解説

前回、取引記録(トレード日記)のつけ方について見てきましたね。「1週間、記録をつけてみる」というのが、前回の提案でした。

今回は、その記録を使って、「振り返り」をどう行えばいいのか、一緒に見ていきます。

「振り返り」というと、なんだか反省会のような、ちょっと重い響きがあるかもしれません。でも、ここで目指したいのは、「自分を責める」ことではなく、「自分について、知る」ことです。少し気持ちを楽にして、一緒に見ていきましょう。

振り返りの目的は「次に活かすこと」

最初に、振り返りの目的をはっきりさせておきましょう。

振り返りの目的は、「過去のLINK0を採点すること」ではなく、「次のトレードに活かせる気づきを見つけること」です。

「このトレードは良かった」「このトレードは悪かった」と、点数をつけるような見方をすると、結果が悪かったときに、気持ちが落ち込んでしまいやすくなります。

そうではなく、「このときは、こういう考え方でエントリーしていたんだな」「この場面では、こういう気持ちの変化があったんだな」というように、観察者のような視点で、自分のトレードを眺めてみることが大切です。

1週間分の記録を、まとめて眺めてみる

前回つけた1週間分の記録を、まとめて見返してみましょう。

このとき、1つひとつのトレードを細かく見るよりも先に、「全体を、ざっと眺める」ということをおすすめします。

ざっと眺めると、たとえば、こんなことに気づくかもしれません。

  • 「このパターンのエントリーが、何回かあったな」
  • 「だいたい同じ時間帯にトレードしていたな」
  • 損切りになったトレードと、利確になったトレードで、何か違いがあるかも」

最初は、こうした「ざっくりとした印象」を持つだけで十分です。

結果が良かったトレードを見てみる

次に、結果が良かった(利確になった)トレードを、いくつか見てみましょう。

ここで確認したいのは、「なぜ、このトレードはうまくいったのか」ということです。

  • エントリーのとき、トレンドの方向と合っていたか
  • 「動き出したタイミング」を、うまく捉えられていたか
  • 損切り・利確の設定は、エントリー前にしっかり決めていたか

ここで大事なのは、「結果が良かったから、すべて正しかった」と考えすぎないことです。たまたま結果が良かった、ということもあります。それでも、「自分が、どういう考え方をしていたときに、良い結果につながりやすいか」という傾向を見ていくのは、十分に価値のあることです。

結果が悪かったトレードを見てみる

次に、結果が悪かった(損切りになった)トレードも、同じように見てみましょう。

ここでも、「ダメだった」と決めつけるのではなく、いくつかの視点で観察してみます。

視点1:ルール通りだったか

エントリーの考え方、損切り・利確の設定は、これまでのステップで学んだ考え方に沿っていたでしょうか。

「ルール通りにやったけれど、結果として損切りになった」というトレードは、実は「悪いトレード」ではありません。これは、「ルールに沿って行動した結果、たまたま不利な方向に動いた」というだけのことです。FXでは、これは普通に起こることです。

視点2:途中で、気持ちが動いた場面はなかったか

一方で、もし「損切りのラインを、後から動かしてしまった」「決めていた以上のロット数で、エントリーしてしまった」というような場面があれば、それは、前回お話しした「気持ちのズレ」が、行動に表れた場面かもしれません。

この2つの視点を分けて見ることで、「結果が悪かったこと」と「ルールから外れた行動をしたこと」を、別の問題として捉えられるようになります。

「同じパターン」が、繰り返されていないか

記録を何週か続けていくと、「同じようなパターンが、繰り返されているな」と感じることが出てくるかもしれません。

たとえば、

  • 「特定の時間帯のトレードで、損切りになることが多い」
  • 「損切りになった直後のトレードで、ルールから外れやすい」
  • 「利確のラインに届く前に、自分で決済してしまうことが、何度かある」

こうしたパターンが見えてきたら、それは、とても大きな発見です。「次回からは、この時間帯のトレードは、もう少し慎重に見てみよう」「損切りの直後は、一度休憩を入れてみよう」というように、具体的な対策につなげていくことができます。

振り返りは、1人で完結させなくてもいい

最後に、一つ補足です。

振り返りは、必ずしも、すべて自分一人の中で完結させる必要はありません。

たとえば、記録をブログやSNSなどで、ほかの人にも見えるような形で公開してみる、という方法もあります。これは、すぐにやる必要はありませんが、「他の人にも見られるかもしれない」という意識が、記録の付け方を、より丁寧にしてくれることもあります。

また、信頼できる人に、記録を見てもらいながら話をする、というのも、一つの方法です。自分一人では気づきにくいパターンを、他の人の視点から指摘してもらえることもあります。

このあたりは、すぐに取り組む必要はありません。まずは、「自分の記録を、自分で眺めてみる」という習慣が、十分に身についてからで大丈夫です。

まとめ

今回は、取引記録を使った振り返りの方法について見てきました。

振り返りの目的は、「採点」ではなく「気づきを見つけること」です。結果が良かったトレード・悪かったトレード、それぞれを「ルール通りだったか」「気持ちが動いた場面はなかったか」という視点で観察し、繰り返されるパターンに気づいていくことが、次に活かすための第一歩になります。

次のステップでは、ここまでのロードマップ全体を振り返りながら、「これから、どう進んでいくか」という、次のステップについて見ていきましょう。


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