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複利とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

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複利とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】

「利益をそのまま次のトレードに使う」と聞くと単純に聞こえる。

でもこれ、10年スパンで見ると人生が変わるレベルの話だ。

意味・読み方

読み方:ふくり

簡単に言うと:儲けた分をそのまま元手に加えて、次も増やしていく仕組み。

雪だるまが転がるほど大きくなるイメージ。

もう少し詳しく:複利(Compound Interest)とは、元本に加えて利益を再投資し、その合計に対してまた利益を生み出す運用方法だ。

対となる単利(Tanri)は「毎回同じ元本に対して利益を出す」方式で、複利は「利益が利益を生む」構造を持つ。

トレードでは資産残高に対して一定の割合(例:2%)でポジションサイズを決めるポジションサイジングと組み合わせて実践される。

別名・類似語・略称

表現 補足
Compound Interest 英語正式表記
複利運用 実際に運用している状態を指す
再投資 利益を引き出さず元本に加える行為そのもの

単利との比較

毎月3%の利益を出し続けた場合の10万円の成長を見てみよう。

期間 単利(月3%) 複利(月3%)
1年後 136,000円 142,576円
3年後 208,000円 288,203円
5年後 280,000円 583,240円
10年後 460,000円 3,402,067円

10年後の差が約7.4倍。

数字で見ると、複利がいかに時間をかけて指数関数的に膨らむかがわかる。

年数(月3%の場合) 1年 2年 3年 5年 10年 10万 50万 150万 340万 単利 複利 約7.4倍 単利 vs 複利:時間が経つほど差が広がる

毎月3%で運用した場合の単利(灰)と複利(赤)の資産成長の差。10年で約7.4倍の開きが生まれる。

トレードでの実践方法

FXで複利を実践するには、ポジションサイジングを「口座残高に対する一定%」で設定するのが基本だ。

たとえば口座残高が100万円で、リスク許容度を2%と設定した場合、1トレードの最大損失は2万円になる。

次のトレードで残高が105万円に増えたら、2%は2万1,000円に自動的に増える。

逆に90万円に減れば、2%は1万8,000円に縮まる。

これが複利の本質だ。

勝っているときはポジションが自然に大きくなり、負けているときは自然に小さくなる。

よくある誤解・勘違い

「複利はすごい」という話だけ聞いて、大きなロットで早く増やそうとした時期がある。

結果は惨敗だった。

複利の恐ろしさは増える方向だけでなく、減る方向にも同じロジックで働くことだ。

10連敗して資産が50%になったとき、元に戻すためには100%の利益が必要になる。

これを「ドローダウンの非対称性」という。

複利を活かすには、勝率よりも「負けたときにどれだけ小さく負けるか」の方が長期的には重要になる。

関連用語

  • tanri:複利と対になる概念
  • position-sizing:複利を実践するための手法