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FX取引記録(トレード日記)のつけ方を初心者向けに解説

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FX取引記録(トレード日記)のつけ方を初心者向けに解説

ここまでで、LINK0の見方から、エントリーの考え方、そして資金管理メンタルの話まで、トレードに関わる、いろいろな視点を一緒に見てきました。

今回からは、これらを「これからどう積み重ねていくか」という、習慣化のステップに入っていきます。最初のテーマは「取引記録(トレード日記)」です。

「日記」と聞くと、ちょっと面倒に感じるかもしれません。でも、これは、これまで学んできたことを、自分自身の経験として積み上げていくための、とても大切な作業なんです。

なぜ、取引記録が必要なの?

まず、「なぜ記録をつけるのか」について考えてみましょう。

FXのトレードは、1回ごとに完結するものではありません。何度も繰り返していく中で、「自分には、こういう傾向があるな」「こういう場面では、うまくいきやすいな」ということが、少しずつ見えてくるものです。

ただ、人の記憶は、思っているよりもあいまいです。「だいたい、こんな感じだったかな」という記憶だけでは、本当に自分に何が起きていたのかを、正確に振り返ることができません。

取引記録は、「自分のトレードを、後から正確に振り返るための材料」を残しておく作業です。

何を記録すればいいの?

「記録」と言っても、最初から完璧なものを目指す必要はありません。最初は、シンプルな項目から始めてみましょう。

基本の項目

これらは、MT4/MT5の取引履歴からも確認できる、いわば「事実」の部分です。まずは、この事実をそのまま記録することから始めてみましょう。

「考えていたこと」も記録する

事実の記録に加えて、できれば書いておきたいのが、「そのとき、自分が何を考えていたか」という部分です。

たとえば、

  • なぜ、このタイミングでエントリーしたのか(トレンドの方向、動き出したサインなど)
  • 損切り利確は、どこに設定したか、その理由
  • エントリーした後、どんな気持ちの変化があったか

この「考えていたこと」の記録が、実はとても重要です。これがあると、後から振り返ったときに、「結果がどうだったか」だけでなく、「自分の考え方やルールが、どうだったか」を確認できるようになります。

記録をつけるタイミング

記録をつけるタイミングは、大きく2つあります。

エントリーのとき

エントリーした直後に、「なぜこのタイミングでエントリーしたのか」「損切り・利確はどこに設定したか」を、簡単にメモしておきます。

決済のとき

決済した後に、「結果はどうだったか」「設定した通りに決済されたか、それとも自分で早めに決済したか」「そのときの気持ちはどうだったか」を、追記します。

最初は、メモ程度の簡単な記録でも構いません。「エントリーのときに考えていたこと」と「決済のときの結果・気持ち」、この2つのタイミングで、何かを書き残す、という習慣をつけることが、まずは大切です。

どこに記録すればいい?

記録する場所は、自分が続けやすい方法でOKです。いくつか例を挙げてみます。

  • 手書きのノート
  • スマホのメモアプリ
  • スプレッドシート(Excel、Googleスプレッドシートなど)
  • 専用の記録ツールやアプリ

どれが正解、ということはありません。「続けやすいこと」が一番大切です。最初は、手元にあるメモ用紙やスマホのメモ機能で十分です。慣れてきて、「もっと細かく分析したい」と感じるようになったら、スプレッドシートなどに移行する、というのも自然な流れです。

記録は「自分への手紙」のようなもの

ここで、一つの捉え方を紹介します。

取引記録は、「未来の自分への手紙」のようなものだと考えてみてください。

今、トレードをしているあなたが、その瞬間に考えていたこと、感じていたことを、後から振り返るあなた(未来のあなた)に向けて、書き残しておく。

未来のあなたが、その記録を読むことで、「あのとき、自分はこう考えていたんだな」「この場面では、こういう気持ちになりやすいんだな」ということに気づくことができます。これは、これまでのステップで紹介してきた「メンタルコントロール」にも、深くつながっていく話です。

1週間だけ、記録をつけてみましょう

最後に、一つ提案です。

まずは、「1週間だけ、記録をつけてみる」ということを、目標にしてみてください。

完璧な記録を、ずっと続ける必要はありません。まずは1週間。エントリーのときと決済のときに、簡単なメモを残す。それだけで構いません。

1週間経ったら、その記録を、最初から最後まで、一度読み返してみてください。「あ、こんなこと考えてたんだ」「こういう場面が、何回かあったな」という発見が、きっとあるはずです。

まとめ

今回は、取引記録(トレード日記)のつけ方について見てきました。

記録するのは、エントリー・決済の事実だけでなく、「そのとき何を考えていたか」「どんな気持ちだったか」という部分も含めることが大切です。場所はどこでも構いません。まずは1週間、続けてみることから始めてみましょう。

次のステップでは、この記録を使って、「振り返り」を行う方法について、一緒に見ていきます。


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