原油とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「原油価格が上昇し、カナダドルが買われた」というニュース、最初は「原油と為替がなぜ関係するんだろう」と不思議に思った。
でもこの関係を知っておくと、資源国の通貨の動きを理解しやすくなる。
意味・読み方
読み方:げんゆ(WTI・ブレント)
簡単に言うと:石油製品の元になる、地下から採掘される油のこと。
経済活動全体に幅広く影響する、重要な資源の一つ。
もう少し詳しく:原油とは、ガソリンや軽油といった燃料、プラスチックなどの石油化学製品の原料となる、地下から採掘される天然の油のこと。
世界経済における重要なエネルギー資源であり、その価格動向は、エネルギーコストを通じて、各国の物価や経済活動に影響を与える。
為替市場では、原油価格と特定の国の通貨との間に、一定の関連性があるとされている。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| WTI | アメリカの代表的な原油の指標価格 |
| ブレント | ヨーロッパ・中東などの代表的な原油の指標価格 |
| クルードオイル | 英語表記 |
FX市場への影響
原油価格と為替市場の関係で、よく語られるのは「資源国通貨」との関連性だ。
カナダ、ノルウェー、ロシアなど、原油の輸出が経済において大きな割合を占める国の通貨は、原油価格の変動が、その国の経済全体(輸出収入)に直接影響するため、原油価格と通貨の動きが、ある程度連動しやすいとされている。
一般的に、原油価格が上昇すると、産油国にとっては輸出収入が増えることになるため、その国の経済にとってプラスの要因となり、通貨高の方向に働きやすいとされる。
逆に、原油価格が下落すると、産油国の輸出収入が減少するため、通貨安の方向に働きやすいとされる。
一方で、原油の輸入に大きく依存している国(日本など)にとっては、原油価格の上昇は、エネルギーコストの増加を通じて、企業のコスト負担増加や、貿易収支の悪化要因になることがある。
また、原油価格自体は、世界経済全体の需要(景気が良いとモノが多く動き、原油の需要が増える)や、産油国の生産方針(OPECプラスなどによる増産・減産の決定)、地政学的なリスク(産油地域での紛争など)といった、様々な要因によって変動する。
原油価格のニュースを見るときは、「その変動が、世界経済の需要側の要因(景気)によるものか」「供給側の要因(産油国の方針や地政学リスク)によるものか」を意識すると、その後の為替市場への影響を考える上での、手がかりになることがある。
関連用語
(特になし)


