スタグフレーションとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「景気は良くないのに、物価はどんどん上がっている」。
普通なら一緒には起こりにくいはずのこの2つが、同時に発生してしまう状態のことを、スタグフレーションと呼びます。
意味・読み方
読み方:すたぐふれーしょん
簡単に言うと:景気が悪い(成長していない)のに、物価だけはどんどん上がっていく、という状態のことです。
もう少し詳しく:スタグフレーションとは、「スタグネーション(景気停滞)」と「インフレーション(物価上昇)」を組み合わせた言葉で、経済成長が停滞、あるいは縮小しているにもかかわらず、物価の上昇(インフレ)が続いている状態を指します。
通常、景気が良いときには需要が増えて物価が上がりやすく、景気が悪いときには需要が減って物価が下がりやすいとされていますが、スタグフレーションは、この通常の関係から外れた、対応が難しい経済状況とされています。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 景気停滞+インフレ | 2つの要素を組み合わせた言い方 |
仕組みとFX市場への影響
スタグフレーションが起こる背景としては、たとえば、原材料(エネルギーなど)の価格が、何らかの理由で大きく上昇した場合が挙げられます。
エネルギー価格の上昇は、企業のコストを増加させ、それが商品価格に反映されることでインフレにつながります。
一方で、コストの増加は企業の利益を圧迫し、生産活動の縮小や雇用の減少につながることで、景気そのものは停滞してしまう、という状況です。
スタグフレーションは、中央銀行にとって、金融政策の判断が非常に難しい状況を生み出します。
インフレを抑えるために金利を上げると、景気停滞をさらに悪化させる可能性があり、逆に景気を支えるために金利を下げると、インフレがさらに進んでしまう可能性があります。
FX市場では、ある国でスタグフレーションへの懸念が強まると、その国の中央銀行の政策対応がどちらに向かうのかが見通しにくくなり、通貨の値動きが不安定になりやすい傾向があります。
関連用語
- インフレ
- リセッション


