リッチモンド連銀製造業指数とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
FRBは12の地区連邦準備銀行から成り立っている。
そのうちの一つ、リッチモンド連銀が毎月調査・発表する製造業の景況感データがリッチモンド連銀製造業指数だ。
単体では動かしにくいが、他の地区連銀指数と合わせると相場への影響力が出てくる。
意味・読み方
読み方:りっちもんどれんぎんせいぞうぎょうしすう
簡単に言うと:米国のリッチモンド連邦準備銀行が毎月発表する、管轄地域の製造業の景況感を示す経済指標のこと。
もう少し詳しく:リッチモンド連銀製造業指数(Richmond Fed Manufacturing Index)は、バージニア州・ノースカロライナ州・サウスカロライナ州・メリーランド州・ワシントンD.C.などリッチモンド連銀の管轄地域の製造業企業を対象にしたアンケート調査を基に算出される。
数値がゼロを上回れば製造業の拡大、ゼロを下回れば縮小を示す。
毎月第4週の火曜日に発表されることが多く、FRBの政策判断の材料となる地区別景況感データのひとつとして参照される。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Richmond Fed Manufacturing | 英語表記 |
| リッチモンド製造業指数 | 省略した呼び方 |
| 地区連銀指数 | ニューヨーク・フィラデルフィアなど他の地区連銀指数と合わせて使われる総称 |
数値の見方と市場への影響
| 数値 | 意味 |
|---|---|
| プラス(0超) | 製造業活動の拡大を示す |
| ゼロ | 前月と変化なし |
| マイナス(0未満) | 製造業活動の縮小を示す |
| 予想比上振れ | ドル買い(経済強さの示唆)につながりやすい |
| 予想比下振れ | ドル売り(景気鈍化の示唆)につながりやすい |
リッチモンド連銀指数単体が相場を大きく動かすケースは多くない。
ニューヨーク連銀指数(エンパイアステート製造業指数)・フィラデルフィア連銀指数と合わせて「製造業全体のトレンド」を確認する材料として使う。
他の地区連銀指数との関係
| 地区連銀 | 指数名 | 発表タイミング |
|---|---|---|
| ニューヨーク連銀 | エンパイアステート製造業指数 | 毎月第2週月曜 |
| フィラデルフィア連銀 | フィリー連銀製造業指数 | 毎月第3週木曜 |
| リッチモンド連銀 | リッチモンド連銀製造業指数 | 毎月第4週火曜 |
複数の地区連銀指数が同じ方向を示せば、全米ISM製造業PMIの先行予測として活用できる。


