ミティゲーションとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
オーダーブロックを見つけた。
価格が戻ってきた。
「よし、エントリーだ」——ちょっと待って。
それ、もう消化されてない?ミティゲーションを知らないまま入ると、すでに”空っぽ”になったゾーンに飛び込む羽目になる。
意味・読み方
読み方:みてぃげーしょん
簡単に言うと:オーダーブロック(OB)やFVGなどの注文帯が、価格に「触れられて効力を失った」状態のこと。
もう少し詳しく:スマートマネーコンセプト(SMC)の文脈で使われる用語。
オーダーブロックやフェアバリューギャップ(FVG)には、機関投資家の未執行注文が残っているという考え方に基づいて、そこへ価格が戻ってきたときに反発を狙う手法が多い。
だが一度そのゾーンに価格が到達して注文が消化された(=ミティゲーションされた)場合、そのOBやFVGはもう「使い済み」になり、次の価格回帰では機能しにくくなると考える。
有効なゾーンかどうかを判断するうえで不可欠な概念だ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 緩和 | 日本語訳。あまり会話では使われない |
| OB消化 | オーダーブロックが使われた状態を指す実務的な表現 |
| Mitigated OB | 英語圏のSMCコミュニティでよく使われる表記 |
ミティゲーションの確認方法
確認の手順はシンプルだ。
- OBまたはFVGのゾーンを特定する
- 過去に価格がそのゾーンに到達したか確認する
- 到達後、ゾーン内部まで価格が入り込んでいれば「消化済み(Mitigated)」
- まだ未到達か、ゾーン端にしか触れていなければ「未消化(Unmitigated)」
エントリーを検討するのは基本的に「未消化のゾーン」に対してだ。
よくある誤解・勘違い
「何度でも同じOBで反発する」と思っていた時期がある。
実際には、一度ミティゲーションされたOBは次回以降の信頼性がガクッと落ちる。
「前回反発した場所だから今回も」という感覚で入って、スルスルと抜けられたことが何度かあった。チャートを遡って「このOBは何回触れられているか」を確認する習慣がつくまで、同じ失敗を繰り返した。
触れた回数ではなく、「まだ消化されていないか」が問いかけるべき正しい質問だ。


