ベアトラップとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「サポートを割ったから売った。
そしたらすぐ反転して損切りになった」——これ、もしかしたらベアトラップにはまっていたかもしれない。
罠という名前がついているだけあって、見た目は本物のブレイクと区別がつきにくい。
意味・読み方
読み方:ベアトラップ
簡単に言うと:価格がサポートラインを一時的に下抜けたように見えるが、すぐ反転して上昇するパターン。
下落を期待した売り勢力が罠にはまる形。
もう少し詳しく:相場がサポートラインを下に突き抜けたとき、それを「下落トレンドへの転換」と判断してショートエントリーした参加者が、その後の急反転で損切りに追い込まれるパターン。
フェイクアウト(偽のブレイク)の一種。
「偽の下抜け」とも呼ばれる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 偽の下抜け | 意味をそのまま表した言い方 |
| フェイクアウト(下方向) | 英語での呼び名。上方向はブルトラップ |
| ダマシ(下方向) | 日本語トレーダーがよく使う表現 |
| ブルトラップ | 対義語。偽の上抜けで買い勢力が罠にはまる |
ベアトラップが起きるメカニズム
サポートラインの少し下には、多くのショートエントリーの逆指値注文が集まっている(「割ったら売り」というブレイクアウト注文)。
大口の参加者がそれを知っていれば、意図的にその水準まで価格を押し下げてショートの注文を集め、その後一転して買い上げることでショート勢の損切りを発生させる——これが「狩り」と呼ばれるメカニズム。
すべてがこういう意図的な動きとは限らないが、サポート下に注文が集中しやすいという構造的な事実は変わらない。
ベアトラップを見分けるヒント
完全に見分けることは難しいが、いくつかの観察ポイントがある。
ローソク足の確定を待つ
ヒゲでサポートを割っただけで実体が戻っているなら、下抜けではなくダマシの可能性が高い。
実体ベースでの確定を確認する。
出来高の確認
本物のブレイクは出来高(取引量)を伴うことが多い。
出来高が薄いまま価格だけ下抜けた場合は、ベアトラップの疑いが高まる。
上位足の方向
日足が上昇トレンドの中で、1時間足のサポートを割ったとしても、それがベアトラップになりやすい。
上位足の方向感と逆方向のブレイクは慎重に見る。
よくある誤解・勘違い
「サポートを割ったら即ショート」で何度も罠にはまった。
直近安値を割り込んだ瞬間に飛び乗り、ロウソク足が確定する前にエントリーしてしまっていた。
その後すぐ反転されて損切り。
この繰り返しが続いた。
ブレイクアウトエントリーは「割れた後の動きを確認してから」が基本。
「割れた瞬間に飛び込む」のと「割れて、そのまま動きが継続することを確認してから入る」のでは、ベアトラップへの耐性がまったく違う。
関連用語
- フェイクアウト
- サポートライン


