ネットポジションとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
COTレポートを読むとき、必ず出てくる数字がある。
それがネットポジションだ。
意味・読み方
読み方:ネットポジション
簡単に言うと:買いポジションと売りポジションの差し引き後の数のこと。
もう少し詳しく:ネットポジションとは、特定の市場参加者グループが保有する買い(ロング)ポジションの総数から売り(ショート)ポジションの総数を引いた差のこと。
主にCOT(Commitment of Traders)レポートで使われる指標で、大口投機筋(Non-Commercial)が現在どちらの方向に傾いているかを数値で示す。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| COTの買い売り差 | COTレポート上での用途を強調した言い方 |
| ネットロング | ネットポジションがプラス(買い越し)の状態 |
| ネットショート | ネットポジションがマイナス(売り越し)の状態 |
| 投機筋のポジション | 文脈によってネットポジションと同義で使われる |
計算式
ネットポジション = ロングポジション(枚数)- ショートポジション(枚数)
例:
– ロング:80,000枚
– ショート:30,000枚
– ネットポジション:+50,000枚(ネットロング)
この数値がプラスなら市場参加者は全体として買い越し、マイナスなら売り越しの状態にある。
COTレポートとの関係
ネットポジションは主にCOTレポート(Commitment of Traders Report)の文脈で使われる。
米商品先物取引委員会(CFTC)が毎週火曜時点のデータを金曜に公表するレポートで、市場参加者を以下の3グループに分類している。
| グループ | 内容 |
|---|---|
| Non-Commercial(投機筋) | ヘッジファンドや大口投機家。ネットポジションで動向を把握する |
| Commercial(実需筋) | 輸出入企業など。ヘッジ目的のポジション |
| Non-Reportable | 小口の参加者 |
FXトレーダーが注目するのは主にNon-Commercialのネットポジションだ。
ネットポジションの読み方
ネットポジションの「水準」よりも「変化」と「極端な偏り」が重要とされている。
ポジションの積み上がりすぎは逆張りサイン
大口投機筋が一方向に偏りすぎると、反転する可能性が高まるとされている。
「皆が買っている」状態はすでに買える人が減っている状態でもある。
週次変化で勢いを見る
前週比でネットポジションが大きく変化している場合、その方向への新たな関心が高まっていることを示す。
関連用語
- COT(cot)
- 投機筋(speculative)
- ポジション偏向


