コントラクションとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「最近チャートが動かないな……」と思いながら眺めているとき、ボリンジャーバンドのバンド幅が縮んでいることに気づく。
その状態がコントラクションだ。
嵐の前の静けさ、とも言える局面で、ここを見極めることが次の大きな動きに乗るカギになる。
意味・読み方
読み方:コントラクション
簡単に言うと:価格の値幅が縮小し、市場が静かになっている状態のこと。
もう少し詳しく:コントラクション(Contraction)とは、価格の変動幅(ボラティリティ)が縮小し、値動きが小さくなっているフェーズを指す。
ボリンジャーバンドのバンド幅が狭まる「bb-squeeze(BBスクイーズ)」として視覚化されることが多い。
コントラクションの後には通常expansion(エクスパンション:値幅拡大)が来ると言われており、ブレイクアウト前の蓄積段階として重要視される。ATR(平均真の値幅)が低下している状態とも一致することが多い。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 値幅縮小フェーズ | 意味をそのままにした表現 |
| BBスクイーズ | ボリンジャーバンドによる視覚的な呼び名 |
| ボラ低下 | ボラティリティが低い状態の口語的表現 |
| 静寂フェーズ | トレーダーがよく使う表現 |
コントラクションの活用
コントラクションを見つけたときの基本的な使い方:
① ブレイクアウト待ち: コントラクションが確認できたら、ブレイクアウトした方向についていくエントリーを準備する。
② エントリー回避: コントラクション中は値幅が小さくスプレッドコストが相対的に高くなるため、無理にエントリーしない。
コントラクションの長さは関係する。
長く続くほど蓄積されたエネルギーが大きく、ブレイクアウト後の動きも大きくなりやすい傾向がある。
ただし「長いコントラクション→必ず大きなブレイク」は絶対ではない。
よくある誤解・勘違い
「コントラクションが長く続いてるから、そろそろ大きく動く」と確信して大きめのロットでエントリーしたことがある。
ブレイクアウトは来たが、方向が想定と逆だった。
しかもコントラクション後のブレイクという意識が強すぎて、普段より大きいロットを入れていたので損失も大きかった。
コントラクションは「いつか動く」ことを示すだけで、「どちらに動くか」は示していない。
方向の確認なしに先取りするのはリスクが高かった。


