フェアバリューギャップとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「価格が急激に動いたとき、そこに”穴”ができる」——その穴がフェアバリューギャップだ。
ICT(Inner Circle Trader)の概念として広まり、今はSMCトレーダーの間でほぼ常識になっている。
意味・読み方
読み方:ふぇあばりゅーぎゃっぷ
簡単に言うと:3本のローソク足の間にできた、売買が行われなかった価格の空白地帯
もう少し詳しく:連続する3本のローソク足において、1本目の高値(または安値)と3本目の安値(または高値)の間に重なりがない状態。
その空白ゾーンを「価格が埋めに来る」という前提で使う。インバランス・ギャップと関連する概念。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| FVG | 略称。Fair Value Gapの頭文字 |
| 不均衡ゾーン | 需給のバランスが崩れた価格帯という意味 |
| インバランス | インバランス。SMC用語での類似概念 |
FVGの形成と構造
FVGは以下の条件で形成される。
上昇FVG(Bullish FVG):
– 1本目の高値より3本目の安値が高い
– 1本目の高値〜3本目の安値の間に価格が存在しない
下降FVG(Bearish FVG):
– 1本目の安値より3本目の高値が低い
– 1本目の安値〜3本目の高値の間に価格が存在しない
FVGの使い方
FVGは「価格が埋めに来るゾーン」として、リターン(押し目・戻り)の目標価格帯やエントリーポイントとして使われる。
押し目買い:上昇FVGのゾーンまで価格が戻ってきたところをロングのエントリー候補とする。
戻り売り:下降FVGのゾーンまで価格が戻ってきたところをショートのエントリー候補とする。
ただし、FVGはすべて必ず埋まるわけではない。
強いトレンドが続く場合はFVGを埋めずに進むこともある。
よくある誤解・勘違い
「FVGは必ず埋まる」という前提で使うのは危険だ。
FVGのゾーンに価格が到達しないまま反対方向に進み続けるケースも、到達しても跳ね返されずに突き抜けるケースも普通にある。
FVGは「埋まりやすい傾向があるゾーン」であって、保証ではない。
俺自身はFVGをトレードに使ったことはない。
ただ、概念としては検証する価値があると思っている。
「急激に動いた価格帯には未消化の需給が残る」という発想は、サポート・レジスタンスの考え方と地続きで、理屈として筋が通っている。
バックテストで「FVGを押し目エントリーの根拠にした場合の勝率と期待値」を計測すれば、使えるかどうかが数字で判断できる。
感覚で使うより、そのアプローチの方が自分には合っている。


