往って来いとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「大きく動いた!チャンスや!」と飛び込んだら、すぐ元の値段に戻ってた——それが往って来いだ。
スパイクのように上下どちらかに一瞬激しく動いて、まるで「行って戻ってきただけ」になる。
参加するのが早すぎてもダメで、動きが終わってからでは遅い。
この現象を何度か経験してから、急激な動きにすぐ飛び込まなくなった。
意味・読み方
読み方:いってこい
簡単に言うと:相場が一方向に大きく動いた後、同じくらいの幅でほぼ元の水準に戻ってくる動きのこと。
もう少し詳しく:往って来い(往来・行ってこい)とは、価格が一方向に急激に動いた後、ほぼ同じ幅で元の価格帯に戻ってくる動きを指すFXスラングだ。
スパイク(一瞬の急変動)がその後すぐに解消される形がわかりやすい例で、経済指標の発表直後・流動性の薄い時間帯・ストップ刈りの後などに発生しやすい。
「行った分だけ戻ってきた」という意味合いで「往来」とも呼ばれる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 往来 | 同義の日本語表現 |
| 行ってこい | 同じ意味のくだけた表現 |
| スパイク戻り | スパイク後に元に戻る動きとして説明する場合 |
| フラッシュクラッシュ戻り | 急落→急回復のパターンを指す場合 |
往って来いが起きやすい状況
経済指標発表直後:予想を外れた数字が出て急騰・急落した直後、「行き過ぎ」として元に戻る。
「噂で買って事実で売れ」の逆のパターン。
ストップ刈りの後:直近高値・安値の外にあるSLが集中した価格帯を一時的に突き抜けた後、大量のSL発動が終わると反転して元に戻る。
流動性の薄い時間帯:東京早朝・週明けオープンなどに少量の大口注文で急変し、すぐ戻るケース。
フラッシュクラッシュ後:アルゴリズムの連鎖による一瞬の暴落が、数秒〜数分で回復する。
往って来いへの対応
往って来いを事前に「これが来る」と予測するのは難しい。
ただ、「急激な動きの後すぐに追いかけない」という原則を持つだけでリスクが下がる。
動きが落ち着いてから「どちらに向いているか」を確認してエントリーする、というアプローチが往って来いを食らいにくくする基本的な考え方だ。
よくある誤解・勘違い
「大きく動いたら方向が確定した」と思って追いかけてしまうのが一番やばいパターンで、何度経験したかわからない。
指標直後の急騰に乗り遅れまいと成行で飛び込んだら、そのピークで買ってしまって直後に往って来いで元に戻り、SLを刈られた。
「大きく動いた=方向が決まった」ではなく、「大きく動いた直後は往って来いのリスクがある」という認識に変えてから、指標後の1〜2分は待ってから判断するようにした。


