ビルトインインジケーターとは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
MT4を開いたとき、最初から使えるインジケーターがある。
あれが全部ビルトインだ。
地味に見えて、実はここに本質がある。
意味・読み方
読み方:ビルトインインジケーター
簡単に言うと:MT4やMT5などのトレードプラットフォームに最初から搭載されているインジケーターのこと。
もう少し詳しく:ビルトインインジケーター(標準搭載インジ)とは、外部からダウンロードや購入をしなくても、プラットフォームにデフォルトで組み込まれている分析ツールのこと。
MT4の場合、トレンド系・オシレーター系・ボラティリティ系・ビル・ウィリアムズ系などに分類されて30〜40本が搭載されている。
シンプルに見えるが、その計算設計を理解すると相場の見方が変わる。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| 標準搭載インジ | 「ビルトイン」の日本語的な言い方 |
| デフォルトインジ | 最初から入っているという意味 |
| カスタムインジ(対義語) | 外部から追加するインジケーターのこと |
MT4の主なビルトインインジケーター
| カテゴリー | 主なインジ | 何を見るか |
|---|---|---|
| トレンド系 | MA, MACD, Bollinger Bands | 方向性・勢い |
| オシレーター系 | RSI, Stochastic, CCI | 買われすぎ・売られすぎ |
| ボラティリティ系 | ATR, Standard Deviation | 変動の大きさ |
| ビル・ウィリアムズ系 | Alligator, Fractals | パターン認識 |
| ボリューム系 | Volume, Money Flow Index | 取引量 |
ビルトインが軽視される理由と、それが間違っている理由
「ビルトインのインジは誰でも使ってるから使えない」という意見をよく聞く。
確かに、RSIとMACDを画面に貼るだけでは何も特別なことはない。
でもこの見方は「インジ自体の設計」と「使い方」を混同している。
ビルトインインジの設計には、開発者が「なぜこの計算式を選んだか」という思想が入っている。
RSI(相対力指数)を設計したJ・ウェルズ・ワイルダーは、14期間という数字を天体の動きサイクルから着想したとも言われる。
ボリンジャーバンドの2σは、統計的に価格がバンド内に収まる確率を意図した設計だ。
こういう「設計の意図」を理解してから使うのと、「なんとなく貼る」のとでは、同じインジでも意味が変わってくる。
なぜ「標準」が重要なのか
カスタムインジは自分だけが見ている可能性がある。
でもビルトインインジは世界中のトレーダーが見ている。
RSIが70を超えた場面では、「そろそろ売られすぎか」と思っているトレーダーが世界中に無数にいる。
その「共有された認識」が実際の価格行動に影響することがある。
自己成就的に機能する場面がビルトインインジには存在する。
「みんなが見ている」ことそのものが、ビルトインインジの持つ力のひとつだ。
よくある誤解・勘違い
「ビルトインでは勝てない。
カスタムインジに答えがある」と思って迷子になった。
FXを始めてしばらくすると、「もっと特別なツール」を求めて有料のカスタムインジを探し回る時期がある。
僕もそうだった。
月額課金のインジを試して、無料DLのインジを100本以上ダウンロードして、チャートがごちゃごちゃになった。
気づいたのは、「インジが増えるほど迷う」ということだった。
今はMTFのMAとRSIだけで環境認識の大半をやっている。
ビルトイン2本でも、使い方が深ければ充分だった。
関連用語
- MT4(mt4)
- RSI(rsi)
- 移動平均線(ma)


