失業率とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
意味・読み方
読み方:しつぎょうりつ
簡単に言うと:働きたいのに仕事がない人の割合のこと。
国の経済の強さを測る主要な指標のひとつ。
もう少し詳しく:失業率(Unemployment Rate)は、労働人口のうち「仕事を探しているが就けていない人」の割合を示す経済指標だ。
米国では米労働統計局(BLS)が毎月第一金曜日に発表する雇用統計の一部として公表される。
失業率の低下は経済が拡大・雇用が増えている証拠とされ、中央銀行の金融政策判断に直結する。
FX市場では特に米国の失業率が大きな影響を持つ。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Unemployment Rate | 英語表記 |
| 完全失業率 | 日本での正式な呼び方。定義は国によって若干異なる |
| U-3 | 米国の標準的な失業率。他にU-6(より広義の不完全雇用率)もある |
失業率とFX市場の関係
失業率が予想より低い(雇用が強い)
経済が堅調 → FRBが利上げ継続または高金利維持の根拠 → ドル高圧力
失業率が予想より高い(雇用が弱い)
景気減速の兆候 → FRBが利下げに動く可能性 → ドル安圧力
ただし「予想との比較」が重要で、失業率の実数値より「市場の事前予想からどれだけ乖離したか」が為替への影響を決める。
雇用統計との関係
米国の失業率は毎月第一金曜日に発表される「雇用統計(NFP)」の中のひとつの数字だ。
非農業部門雇用者数(NFP)が最も注目される数字だが、失業率も同時に発表されるためセットで読む必要がある。
「NFPは良かったが失業率は悪化した」のような食い違いが出るときに相場が複雑な動きをすることがある。
| 発表国 | 発表機関 | 発表タイミング |
|---|---|---|
| 米国 | 労働統計局(BLS) | 毎月第一金曜日 |
| 日本 | 総務省統計局 | 毎月末〜翌月初 |
| ユーロ圏 | Eurostat | 毎月末頃 |
失業率の定義の注意点
「就業意欲を失った人(就業をあきらめた人)」は失業率に含まれない場合がある。
そのため、失業率が低くても「実は労働参加率も下がっている」というケースもある。
より実態に近い指標としてU-6(広義の不完全雇用率)も参考になる。
関連用語
- NFP(非農業部門雇用者数):失業率と同時に発表される最重要雇用指標
- ADP雇用統計:NFPの2日前に発表される民間部門の雇用数。NFPの先行指標として参照される


