単利とは?意味・読み方を美容師トレーダーが解説【FX用語集】
「 LINK0 で増やす」って言葉はよく聞きますけど、その対になる「単利」も、地味だけど知っておくと資金管理の考え方がクリアになる言葉です。
意味・読み方
読み方:たんり
簡単に言うと:もとのお金(元本)に対してだけ利益や金利がつく計算方法のこと
もう少し詳しく:単利とは、最初に決めた元本の金額に対してのみ、一定の割合で利益(または金利)が発生する計算方式です。
発生した利益を元本に組み込まず、毎回「最初の元本」を基準に計算するため、利益の額は時間が経っても一定のままになります。
これに対して、発生した利益を元本に加えて、その合計額に対して次の利益を計算する方式が「複利」です。
別名・類似語・略称
| 表現 | 補足 |
|---|---|
| Simple Interest | 英語での表記 |
| 単利計算 | 単利の計算方式そのものを指す表現 |
| 複利(対義語) | 利益を元本に組み込んで計算する方式 |
単利と複利の違い
単利と複利の違いは、「利益をどう扱うか」という1点に集約されます。
例えば、元本100万円に対して年利10%がつくとします。
単利の場合、毎年の利益は「100万円の10%」、つまり常に10万円のままです。
1年目も2年目も3年目も、利益は10万円で変わりません。
一方、複利の場合は、1年目の利益10万円を元本に加えた110万円に対して、2年目の利益が計算されます。
つまり2年目の利益は11万円になり、年々利益の額そのものが増えていきます。
FXの資金管理の文脈では、「利益が出たら、その分も含めてロット(取引量)を増やしていくかどうか」という判断が、単利的な考え方か複利的な考え方かの分かれ道になります。
よくある誤解・勘違い
「単利と複利、最初はそんなに差が出ないだろう」と軽く見ていたのが、私の認識不足でした。
ある時、自分のトレード成績を記録していて、「毎月、利益分も含めてロットを増やしていく」という複利的なやり方を試したことがあります。
最初の数ヶ月は、単利でやっていた頃と比べてそれほど大きな違いを感じませんでした。
ところが、その「増えた分にもまた利益がつく」という積み重ねが続くと、ある時点から増え方のペースが急に変わってくるのを実感しました。
逆に言えば、複利は「増える時は加速する」一方で、「減る時も同じように加速する」という側面も持っています。
単利か複利か、という選択は、利益が出ているときだけでなく、損失が出ているときの影響の大きさにも関わってくる、ということを後から理解しました。
関連用語
- 複利
- 元本
- ロット
- 資金管理


